なつぞら NHK朝ドラマ(連続テレビ小説)

主題歌がパッヘルベル『カノン』に似てる?

「なつぞら」は、2019年4月スタートのNHK朝ドラマ(連続テレビ小説)。平成最後かつ令和最初のNHK朝ドラマであり、記念すべき第100作目の作品。

ヒロインは戦災孤児の少女・奥原なつ(演:広瀬すず)。北海道・十勝の雄大な自然に育まれ成長し、上京後に日本アニメの世界でアニメーターを目指す。

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連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド) ムック

オープニング映像は、NHK朝ドラマ初となる全編アニメーションが採用された。『アルプスの少女ハイジ』や『フランダースの犬』などのアニメ「世界名作劇場」へのオマージュ要素もあるという。

【試聴】連続テレビ小説「なつぞら」オープニング アニメ映像

主題歌はスピッツ「優しいあの子」

オープニングのアニメ映像とともに流れる主題歌は、スピッツがドラマのために書き下ろした新曲『優しいあの子』。

スピッツ 優しいあの子

ジャケット写真:スピッツ『優しいあの子』

ドラマ名は「なつぞら」と夏のイメージが強いが、歌詞には「氷を散らす風」など、厳しい冬を想像させる言葉が使われている。

これは、季節が夏であっても、北海道にはその夏に至るまでの長い冬があり、厳しい冬を乗り越えたからこそ、みんなが待ち望んだ夏の空「なつぞら」が美しく輝くのだという北海道の自然が描写されているという。

カノン(パッヘルベル)に似てる?

余談だが、ネットで「なつぞら」主題歌のスピッツ『優しいあの子』を検索してみると、クラシック音楽の『カノン(パッヘルベル作曲)』とメロディが一部似ているとの指摘をよく見かける。

具体的に歌詞でいうと、「優しいあの子にも教えたい」と、それを「ルルル…」と口ずさむ部分のメロディが、『カノン(パッヘルベル作曲)』と部分的によく似ているというのだ。

【試聴】パッヘルベル カノン

カノン(パッヘルベル)』は17世紀後半に作曲された古い曲であり、著作権の問題は生じないことは言うまでもない。

ただ、オープニングのアニメーション映像には世界名作アニメ作品へのオマージュ要素があるように、同時に流れる主題歌で『カノン(パッヘルベル)』が引用されること自体にも何らかの意味がある可能性があるように思われる。

多くの人が一回聞いただけですぐにネタ元が分かるような引用の仕方で、何の意味もなく『カノン(パッヘルベル)』を引用することは、「パクリだ」「盗作だ」などと騒がれるスキが生じてしまい、あまりに中途半端すぎてデメリットが大きく、NHKがそのままの状態でゴーサインを出すとは考えにくい。

むしろこういう場合は、仕掛けとしてその引用自体にドラマとの関連性が隠されている場合が大いに考えられるのだが、それが一体何なのかについては、ドラマの視聴者がそれぞれの答えを出していくことになりそうだ。

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