アカデミー歌曲賞 映画主題歌・挿入歌
Academy Award for Best Original Song
各年の優れた映画主題歌・挿入歌の作曲者に授与されるアカデミー歌曲賞「Academy Award for Best Original Song」。映画サントラ音楽に贈られるアカデミー作曲賞と並び、映画音楽に関する重要なアワードとして、当ページでは2000年以降の比較的近年の主題歌・挿入歌をリストアップしている。
2017年(第89回)アカデミー歌曲賞
「ラ・ラ・ランド」より『 シティ・オブ・スターズ City of Stars』
アカデミー史上最多14ノミネートでアカデミー作品賞の最有力候補と喧伝されていた「ラ・ラ・ランド」だったが作品賞は逃した。ミュージカル映画だけに、歌曲賞・作曲賞はきっちりと受賞を果たした。
2016年(第88回)アカデミー歌曲賞
「007 スペクター Spectre」より
『ライティングズ・オン・ザ・ウォール』
2015年に公開された映画「007」シリーズの24作目。ジェームズ・ボンド役はダニエル・クレイグ。監督はサム・メンデス。
イギリスのアーティスト、サム・スミスによる映画主題歌『ライティングズ・オン・ザ・ウォール Writing's on the Wall』は人気を博し、全英シングルチャート1位を獲得している。
2015年(第87回)アカデミー歌曲賞
映画「グローリー/明日への行進」より
『グローリー Glory』
アメリカのR&B・ソウル歌手ジョン・レジェンド(John Legend)と俳優・MCのコモン(Commo)による映画主題歌『グローリー Glory』は、映画公開前の2014年12月にリリースされ、ゴールデングローブ賞主題歌賞、第87回アカデミー賞主題歌賞を受賞した。
2014年(第86回)アカデミー歌曲賞
ディズニーアニメ映画「アナと雪の女王」より
『レット・イット・ゴー Let It Go』
2013年公開。主題歌『レット・イット・ゴー Let It Go』を劇中で歌っているのは、王女エルサ役の声優・歌手のイディナ・メンゼル。
作曲は、ミュージカル「ブック・オブ・モルモン The Book of Mormon」でグラミー賞を受賞したロバート・ロペス(Robert Lopez)夫妻。
2013年(第85回)アカデミー歌曲賞
映画「007 スカイフォール」より
『スカイフォール Skyfall』
2012年公開。映画「007」シリーズ23作目ジェームズ・ボンド役はダニエル・クレイグ(3度目)、「M」役はジュディ・デンチ(7度目)。
2012年(第84回)アカデミー歌曲賞
ディズニー人形劇映画「ザ・マペッツ」より
『マン・オア・マペット Man or Muppet』
2011年公開。作曲はブレット・マッケンジー(Bret McKenzie/1976-)。映画サントラ作曲は「アナと雪の女王」と同じくクリストフ・ベック(Christophe Beck/1972-)。
2011年(第83回)アカデミー歌曲賞(主題歌・挿入歌)
アニメ映画「トイ・ストーリー3」より
『僕らはひとつ We Belong Together』
2010年公開。作曲は、ピクサー作品サントラや主題歌・挿入歌を数多く手がけるランディ・ニューマン(Randy Newman/1943-)。アカデミー歌曲賞は、2001年の映画「モンスターズ・インク」に続き2度目の受賞。