オリンピック賛歌 Olympic Hymn (Anthem)

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『オリンピック賛歌(讃歌) Olympic Hymn (Anthem)』は、オリンピックの開会式や閉会式などのセレモニーで演奏・歌唱される公式アンセム。

なんと第1回目のアテネオリンピック(1896年)開会式で歌われたのを最後に楽譜を喪失し、以後60年以上一度も歌われることがなかったという悲運のオフィシャル曲。

復活の時を迎えたのは、1958年に東京で開かれた第55次国際オリンピック委員会総会(IOC総会)の開会式。その直前に楽譜が見つかったのだが、これがピアノ用に編曲されたもので、そのままでは式典での演奏に使えない状態にあった。

日本の作曲家・古関裕而のオーケストラ編曲

そこで、ホストを務める日本オリンピック委員会は、高校野球テーマソング『栄冠は君に輝く』、『阪神タイガースの歌(六甲おろし)』を手掛けた作曲家の古関裕而(こせき ゆうじ/1909-1989)に依頼。ピアノ向けの『オリンピック賛歌』をオーケストラ用に編曲し、NHK交響楽団によりIOC総会で初披露した。

IOC(国際オリンピック委員会)は日本の善意と曲の完成度に感激し、以後古関裕而版『オリンピック賛歌』を公式に賛歌と認定した。

1992年のバルセロナオリンピック閉会式では、世界三大テノールの一人プラシド・ドミンゴがスペイン語で『オリンピック賛歌』を高らかに独唱し、「史上最高のオリンピック賛歌」と絶賛されている。

【試聴】オリンピック賛歌 バルセロナオリンピック閉会式

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