榎さんのおはようさん エンディングテーマ曲

TBSラジオ番組(生放送ワイド)/パーソナリティ:榎本勝起

「榎さんのおはようさん?!」は、1978年10月から1998年4月までTBSラジオなどで放送された生放送ワイド番組。放送時間は平日の朝5:30から6:30、スポンサーの三菱自動車によるブランド名「三菱ふそう」を冠してタイトルコールがなされた。

番組テーマ曲は、フランク・プゥルセル・グランド・オーケストラ演奏によるインストゥルメンタル『世界の子供たち Enfants de tous pays』。毎回、番組のエンディングで同曲が流れる中、パーソナリティの「榎さん」ことTBSアナウンサー榎本勝起(えのもと かつおき)が「いってらっしゃーい」の掛け声で番組を締めていた。

フランク・プゥルセル楽団とは?

フランク・プゥルセル(Franck Pourcel/1913-2000)楽団は、1950年代半ばのフランスで活躍した人気オーケストラで、アメリカのパーシー・フェイス、イギリスのマントヴァーニと並び、イージーリスニング界の巨匠として世界的に有名な楽団となった。

「榎さんのおはようさん」エンディングテーマ曲の『世界の子供たち Enfants de tous pays』は、元々はフランスの歌手エンリコ・マシアス(Enrico Macias)が1963年に作曲したフレンチポップス(シャンソン)。歌詞は子供たちの幸せな未来と世界の平和を願う内容。

フランク・プゥルセル楽団によるアレンジでは、フィナーレ(曲の終わり)に近づくにつれ、まるでロシア民謡のように曲のテンポがどんどん速くなっていくが、「榎さんのおはようさん」エンディングでもこのフィナーレ部分が使われており、実際のラジオ放送のエンディングでは毎回曲に追われているようなせわしない印象を受けたリスナーも少なくなかったのではないかと思われる。

ちなみに、同楽団の楽曲は「榎さんのおはようさん」以外のラジオ・テレビ番組でもテーマ曲として使われており、中でもFMラジオ番組「ジェットストリーム JET STREAM」テーマ曲の『ミスター・ロンリー』が今日最も有名だろう。

【試聴】Enrico Macias - Enfants de tous pays