ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー
Fantasy for Violin and Orchestra
浅田真央/2007-2008 SP ショート使用曲

ジョシュア・ベル(Joshua Bell)演奏のヴァイオリンが美しい音色を奏でる2004年公開のイギリス映画「ラヴェンダーの咲く庭で Ladies in Lavender」。
同作のサントラ「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー(ファンタジア) Fantasy for Violin and Orchestra」が、女子フィギュアスケート浅田真央(あさだ・まお)選手の2007-2008シーズンにおけるショートプログラム(SP)で使用された。
ジョシュア・ベルとは?
ジョシュア・ベル(Joshua Bell/1967-)は、インディアナ州(アメリカ)出身のグラミー賞受賞ヴァイオリニスト。
ストラディヴァリウス Chanot-Chardon、トム・タイラー、ギブソン(1713年製)などを使用し、1980年代後半からデッカの専属ヴァイオリン奏者として録音活動を行う(後にソニー・クラシカルに移籍)。
定番の協奏曲や協奏的作品に加え、ニコラス・モーなどの新作協奏曲を演奏・録音し、シューマンなどの演奏機会の少ない協奏曲の再評価にも熱心であった。
映画音楽としては、アカデミー賞に輝いた1998年の映画「レッド・バイオリン The Red Violin」においてソロ・パートを演奏している(作曲:ジョン・コリリアーノ)。