ハチャトゥリアン「仮面舞踏会」
Khachaturian - Masquerade
浅田真央/2008-2009 FS フリー/2009-2010 SP ショート
「仮面舞踏会」は、グルジア出身のアルメニア人音楽家アラム・ハチャトゥリアンの作曲した管弦楽のための組曲(当初は劇音楽)。ミハイル・レールモントフの戯曲「仮面舞踏会」をモチーフとしている。
その中の1曲「ワルツ」は、フィギュアスケート浅田真央(あさだ・まお)選手の2008-2009年フリー、2009-2010年ショートプログラムで使用され、日本でも知名度が高まった。
組曲「仮面舞踏会」は1944年にハチャトゥリアン自身が選曲・再編成して編曲したもので、ワルツ、ノクターン、マズルカ、 ロマンス、ギャロップの5曲から構成されている。
他のスケート選手も採用
中でも1曲目の「ワルツ」は突出した人気を博し、スケート選手では過去にアイスダンスのフリーで、アンジェリカ・クリロワ・オレグ・オフシアンニコフ組、オクサナ・ドムニナ・マキシム・シャバリン組が使用したほか、織田信成選手が2008-2009年シーズンのショート・プログラムで使用している。
日本のポピュラー音楽の世界では、平原綾香が2009年にリリースしたアルバム「my Classics!」の中で、ワルツのメロディに日本語歌詞をつけて歌っている。
なお、ハチャトゥリアンのその他の有名な曲・代表作については、こちらのサイトの特集「ハチャトゥリアンの有名な曲 解説と視聴」を参照されたい。