ショパン『ノクターン(夜想曲)』
浅田真央/ソチ五輪 2013-2014 ショート SP 使用曲
浅田真央選手の2013-2014シーズン新プログラム(ソチ五輪使用曲)がアイスショー「THE ICE(ザ・アイス)」記者会見上で公表された。
ショートプログラム(SP)曲は、フレデリック・ショパン『ノクターン(夜想曲)』。具体的にどのノクターンが用いられるかは明らかではないが、おそらく複数のノクターンが組み合わされて使用されるのだろう。
なお、ショパン『ノクターン第2番』は、浅田真央選手の2006-2007シーズンにおけるショートプログラムで使用されている。
このページでは、第21番まで存在するショパン『ノクターン』から、特に有名な作品を参考までに簡単に紹介しておくこととする。
有名なノクターン作品(ショパン)
ショパン『ノクターン第2番』
最も有名なノクターン作品の一つ。ピアノ製作会社プレイエル社長カミーユ・プレイエルの妻マリーに献呈された。1956年のアメリカ映画「愛情物語 The Eddy Duchin Story」でアレンジ版が印象的に用いられた。
ショパン『ノクターン第20番』(遺作)
姉ルドヴィカ・ショパンの練習用に書かれた。映画「戦場のピアニスト」でも演奏され、ヴァイオリン編曲版もよく知られている。
ショパン『ノクターン第21番』(遺作)
ショパンの死後、89年経った1938年に出版された。最晩年の作とされる。
浅田真央選手とショパン
ちなみに、浅田真央選手が過去に用いたショパンの曲としては、エキシビションで使われたショパン『ワルツ第7番』、ショパン『バラード第1番』、2007-2008 シーズンのショパン『幻想即興曲』(フリー)などがある。
その他のショパン代表曲については、こちらの特集ページ「ショパンの有名な曲 解説と視聴」を適宜参照されたい。