パリのカーニバル Carnaval de Paris

1998 FIFAワールドカップ フランス大会

『Carnaval de Paris パリのカーニバル』は、1998年にフランスで開催されたサッカーワールドカップ(FIFA主催)向けに発表された楽曲。作曲はDario G。

フランスW杯向けの曲ということで、サッカーサポーターの応援歌・チャンツとしても転用しやすいシンプルで覚えやすいフレーズが多用されている。

PVではワールドカップ参加国の国旗の色でボディ・ペインティング(body painting)を施した人々がサッカーに興じるシーンなどが描かれている。

日本では、サッカーJリーグの浦和レッズ(レッドダイヤモンズ)、名古屋グランパス、ガンバ大阪、ジェフユナイテッド市原(千葉)、ヴィッセル神戸などが、この『Carnaval de Paris』を応援チャンツとして使用している。

Dario G(ダリオ・G)とは?

Dario G(ダリオ・G)は、イギリスのダンス/トランス音楽トリオ。ユニット名の「G」は、イングランド北部のチェシャーに本拠地を置くサッカークラブ「Crewe Alexandra F.C.」の元監督ダリオ・グラディ(Dario Gradi)に因んでいるとかいないとか。

1997年に結成され、同年にヒット曲『Sunchyme』をリリース。『Carnaval de Paris』はその翌年に発表され、同年の英国シングルチャート(the UK Singles Chart in 1998)で最高5位を記録した。

メロディはアメリカ歌曲『雪山賛歌』?

一部のメロディは、日本では『雪山賛歌』として知られるアメリカ歌曲『クレメンタイン』に非常によく似ている。そのせいか、 Chicago Fire, D.C. Unitedなどのアメリカのフットボールクラブでも『Carnaval de Paris』がサポーターソングとして使われているという。

また、間奏部分ではロシア民謡を思わせるような異国情緒あふ溢れるパートが登場するが、ここでのメロディは、ロシアの実在の人物をモチーフにした1978年の大ヒットダンス音楽『ラスプーチン Rasputin』のそれと一部が非常に似通っている。

ちなみに、1998年にはイングランド応援ソングとして人気を博した『Vindaloo ヴィンダルー』がリリースされているが、この曲も『Carnaval de Paris』と同じく、そのままサポーターによる応援歌として転用しやすいシンプルでキャッチーなメロディを中心に構成されている。

なお、1998年フランスW杯公式テーマソングは、リッキーマーティン『カップ・オブ・ライフ The Cup Of Life』

フランスのカーニバルといえば?

フランスで催されるカーニバル(パレード)といえば、地中海に面する美しい観光都市ニース(Nice)で開催される「ニースのカーニバル」が有名だが、『Carnaval de Paris』の曲名にもあるとおり、パリで開かれるカーニバルも近年徐々に定着・拡大の兆しを見せている。

写真:パリのカーニバル(出典:フランス観光開発機構)

パリのカーニバルの歴史は古く、記録を紐解けば13世紀ごろからその原型が確認できるそうで、その後は中断や変更など紆余曲折を経ながら開催されていたものの、1952年を最後にパリでのカーニバルは事実上中止状態となったいたようだ。

それがサッカーワールドカップがフランスで開催された1998年からパリでのカーニバルが復活。その後は毎年2月頃の恒例行事として、隔年ごとに異なるテーマを掲げながら、派手な仮装や山車などのパレードで祝う華やかなお祭りがパリで開催されるようになった。

Carnaval de Paris - Soccer Hits

【試聴】Carnaval de Paris パリのカーニバル

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