マスターズ ゴルフ中継 テーマ曲
『Augusta オーガスタ』
スポーツ番組(ゴルフ)/歌・デイヴ・ロギンス(Dave Loggins/1947-)
毎年4月にオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(アメリカ・ジョージア州)で開催されるゴルフトーナメント「マスターズ The Masters」。そのテーマ曲『Augusta オーガスタ』は、開催地の名を冠したズバリのイメージ音楽となっている。
テーマ曲『Augusta オーガスタ』の作曲者・歌手は、アメリカのシンガーソングライター デイヴ・ロギンス(Dave Loggins/1947-)。映画「フットルース」主題歌で有名なケニー・ロギンズ(Kenny Loggins)のいとこ。
マスターズのテーマ曲として作曲された作品ということで、歌詞では開催地の「オーガスタ」、優勝者が着る「グリーンジャケット(green coat)」、「18番のフェアウェイ」など、同ゴルフ大会に関連するキーワードがふんだんに用いられている。
上ジャケット写真は、ゴルフの海外トーナメント中継番組テーマ曲を集めた異色のオムニバスアルバム「THE BEST OF GOLF MUSIC(ザ・ベスト・オブ・ゴルフ・ミュージック」。
マスターズテーマ曲『Augusta オーガスタ』をはじめ、全英オープンゴルフ・テーマ曲なども収録。ゴルフ中継番組好きなら是非手に入れておきたい一枚。
カントリー歌手ウィリー・ネルソンがカバー
『Augusta オーガスタ』は、その後ジャズトランペット奏者のドン・チェリー(Don Cherry/ 1936-1995)や、カントリー歌手のウィリー・ネルソンなどにカバーされ、後者のカバー盤はマスターズ中継テーマ曲として番組で使用されている。
ウィリー・ネルソン(Willie Nelson/1933-)は、アメリカのカントリーソング界の大御所。テキサス州出身。独特の鼻にかかった歌声、保守的なカントリー界にあってヒッピー的なスタイル、雑多な音楽性は異彩を放ち、その異端児ぶりは「アウトロー・カントリー」と呼ばれた。
1985年にはUSAフォー・アフリカに参加し、『We Are The World ウィ・アー・ザ・ワールド』のブリッジ部分でリードボーカルを務めている。